訪日インバウンド対応総合研究所ブログ

インバウンドビジネスに役立つ情報、外国人観光客のくすっと笑える話を発信していきます

「ショップカードを作ろう」:外国人に人気の店「和食えん」からマネできる集客術

前回の記事では、「和食えん」が、なぜ外国人に人気なのかを解説しました。

えんの立地や夜景などはそう簡単にまねできるものではないのですが、えんの取り組みでてっとりばやくマネできるを、前後編に分けてご紹介します。前編として「外国人用ショップカード」。

まず、えんのショップカードを見てみましょう。

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「和食」という漢字に、ひらがなで「えん」。

日本独自の文字であるひらがな記載なので中華圏の方にも「日本ならではの店感」が演出されています。

そして裏面

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フルで英語の地図。これ、簡単に見えますが、作るのは結構な手間です。

 

なぜ、こういったショップカードが外国人集客につながるのか?

大きく理由は三つあります。

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【お店訪問】外国人に人気の店「和食えん」&マネできる集客術

新橋駅の地下道直結、汐留シティセンター42階にある「和食 えん」。トリップアドバイザーのランキングでも上位に入り、外国語の口コミも多い、外国人に人気のお店です。

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【お知らせ】東京都「外国人旅行者受入に係るアドバイザー派遣」事業について

東京都が開催している、小売り・飲食店事業者向け外国人受入に係るアドバイザー派遣事業に、派遣アドバイザーとしてかかわることになりました。

「外国人対応って具体的にどうすればいいの?」と戸惑っていらっしゃる事業者様に向け、アドバイザーが貴店に訪問し、無料でアドバイスいたします。

www.metro.tokyo.jp

また、東京都が主催で、インテージアの片岡究氏による無料セミナーが大島含む都内8か所で開催されます。片岡氏は飲食店のインバウンド対応の第一人者であり、調理師でもある、飲食の現場を知り尽くした方です。机上の空論ではなく、飲食店経営側・運営側・旅行者の視点に立った、実践的な内容です。お時間の都合がつく方はぜひ足をお運びください。

【ニュース】訪日客が2000万人突破!

www.chunichi.co.jp

昨日、訪日観光者数が2000万人を突破しました!

毎年20%増の勢いで伸びている訪日客数。12月はクリスマスホリデーで旅行者が増えるので、2500万人くらいいくのかな?

 

よく、「オリンピック対応のため外国人向けの表記を」という言われ方をしますが、私の見解では、オリンピックの開催は訪日客増にはそこまで関係ないとおもいます。もちろんオリンピックが連れてくる外国人も多いのですが、オリンピックうんぬんよりも、みんな日本に来たいと思ってくれているのです。

 

日本を訪れた方が「また来たい!」と思ってくれるよう、訪日インバウンド対応総合研究所は宿泊施設や飲食店の外国人対応のお手伝いをしていきます!

外国人向けの寿司に大量のわさび!ニュースから思う、「満足度が高い外国人対応」ができる人の素質

www.asahi.com

www.buzzfeed.com

このニュースにはびっくりしました。

朝日新聞の報道だけを読むと、「外国人客にわさびを多めに入れるという方針をとった店がお客様に不快な思いをさせた」→「外国人観光客だから●●」というマニュアル化はよくないという例だな、ぐらいにしか思っていたのですが、バズフィードのまとめをみると、明らかに人種差別的な対応です。

「満足度が高い外国人対応」ができる人の素質

弊社の調査では、「外国人対応に向いている人チェックリスト10」というのを作っており、クライアントさんのスタッフの素質チェック&チーム編成に役立ててもらっています。

その中に、人種差別者かどうかを問う設問があります。(日ごろから、中国人は劣った民族だ、韓国人はうそつきだというような話を冗談でもしていないか)

今回の例で、その設問の重要性がはっきりとあらわれましたね。

 

飲食店の経営者さんと話していると、

「インバウンド向けの接客スタッフは、とりあえず英語か中国語ができればいいんじゃないの?」と

思われている方が多いです。が、実際は語学力はそれほど重要じゃありません。使い古された言い回しでは「フラットな国際感覚」と「歓迎する心」のほうが、だいじなのです。

言葉の壁を乗り越えたおもてなし例

ある駅のホームの立ち食いソバやさんで見かけた場面です。

欧米系っぽい白人のカップルが、えび天そばの写真がのったメニューをみて、何やら話し込んでいます。

一人が、店員のおばさんに「What is this?」と聞くも、

おばさんは「えび」を英語でいえないよう。くもったまどに絵で書いてみたり、揚げる前の冷凍エビを持ってきたりと試行錯誤。最後はスマートフォンでえびの写真を出して説明していました。

ここには、言葉ができなくても、おもてなしというか「ちゃんと接客するぞ」「歓迎して、楽しんでもらうぞ」という意気込みが感じられました

言葉が話せるのにもてなせてない例

一方、これは旅行者から聞いた話です。

都内のデパートで、決して安くない買い物をしたシンガポール人の家族。

「あそこのデパート、扱っているものは素敵なものだらけだけど、接客はちょっと...」

「なんだか大事にされている気がしなかったね」

よくよく話を聞くと、たしかにスタッフは流ちょうな英語と中国語を操っていたけれど、なんとあまり目を合わせなかったようです。そのわりに(おそらく免税手続きの)待ち時間が長く、説明も少なかったそうです。

「日本人はシャイだから...」とフォローしても、こればかりは納得できない様子でした...。

★飲食店・商業施設での、「インバウンド対応に適したスタッフチェック」&チーム編成のお手伝いや、インスタグラムやトリップアドバイザーなどSNSを使った外国人観光客集客支援を行っています。お気軽にお問合せください★

訪日インバウンド対応総合研究所〜飲食店の外国人対応・集客コンサルタント

【商品開発】これ、外国人好きだろうな...と思ったもの<文具のおみやげ>

15日に、用事で横浜の金融機関に行ったら、おみやげにこんなものがもらえました。

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一見ただのメモ帳なんですけど、これ、外国人がよろこびそうな要素が満載なんですよ!このクオリティのものをタダで配れる横浜市信用保証協会さんはすごいなあ、と思いました。

どのへんが外国人ウケしそうか、ご説明します。外国人向けのおみやげ・ノベルティづくりを企画されている方は参考にしてください。

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「竈(かまど)」が旭屋出版のムック本「ヒットラーメンをつくろう!」掲載されました

弊社がイスラム教徒向けラーメンとして開発にかかわりました、竈(かまど、東京都新宿区)さんが、旭屋出版のムック本「ヒットラーメンをつくろう!」に掲載されました!

 

 

ラーメン業界でも著名人のファンが多い、竈さん。厳密にいえば、弊社がかかわったのは竈の夜の顔「ぼり・うむ」さんのメニュー「鶏そば」ですが...

8月にオープンし、提供するメニューはとってもおしゃれな感じになっています。

 

ヒットラーメン店をつくろう! (旭屋出版MOOK)

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