【お知らせ】東京都「外国人旅行者受入に係るアドバイザー派遣」事業について
東京都が開催している、小売り・飲食店事業者向け外国人受入に係るアドバイザー派遣事業に、派遣アドバイザーとしてかかわることになりました。
「外国人対応って具体的にどうすればいいの?」と戸惑っていらっしゃる事業者様に向け、アドバイザーが貴店に訪問し、無料でアドバイスいたします。
また、東京都が主催で、インテージアの片岡究氏による無料セミナーが大島含む都内8か所で開催されます。片岡氏は飲食店のインバウンド対応の第一人者であり、調理師でもある、飲食の現場を知り尽くした方です。机上の空論ではなく、飲食店経営側・運営側・旅行者の視点に立った、実践的な内容です。お時間の都合がつく方はぜひ足をお運びください。
【ニュース】訪日客が2000万人突破!
昨日、訪日観光者数が2000万人を突破しました!
毎年20%増の勢いで伸びている訪日客数。12月はクリスマスホリデーで旅行者が増えるので、2500万人くらいいくのかな?
よく、「オリンピック対応のため外国人向けの表記を」という言われ方をしますが、私の見解では、オリンピックの開催は訪日客増にはそこまで関係ないとおもいます。もちろんオリンピックが連れてくる外国人も多いのですが、オリンピックうんぬんよりも、みんな日本に来たいと思ってくれているのです。
日本を訪れた方が「また来たい!」と思ってくれるよう、訪日インバウンド対応総合研究所は宿泊施設や飲食店の外国人対応のお手伝いをしていきます!
外国人向けの寿司に大量のわさび!ニュースから思う、「満足度が高い外国人対応」ができる人の素質
このニュースにはびっくりしました。
朝日新聞の報道だけを読むと、「外国人客にわさびを多めに入れるという方針をとった店がお客様に不快な思いをさせた」→「外国人観光客だから●●」というマニュアル化はよくないという例だな、ぐらいにしか思っていたのですが、バズフィードのまとめをみると、明らかに人種差別的な対応です。
「満足度が高い外国人対応」ができる人の素質
弊社の調査では、「外国人対応に向いている人チェックリスト10」というのを作っており、クライアントさんのスタッフの素質チェック&チーム編成に役立ててもらっています。
その中に、人種差別者かどうかを問う設問があります。(日ごろから、中国人は劣った民族だ、韓国人はうそつきだというような話を冗談でもしていないか)
今回の例で、その設問の重要性がはっきりとあらわれましたね。
飲食店の経営者さんと話していると、
「インバウンド向けの接客スタッフは、とりあえず英語か中国語ができればいいんじゃないの?」と
思われている方が多いです。が、実際は語学力はそれほど重要じゃありません。使い古された言い回しでは「フラットな国際感覚」と「歓迎する心」のほうが、だいじなのです。
言葉の壁を乗り越えたおもてなし例
ある駅のホームの立ち食いソバやさんで見かけた場面です。
欧米系っぽい白人のカップルが、えび天そばの写真がのったメニューをみて、何やら話し込んでいます。
一人が、店員のおばさんに「What is this?」と聞くも、
おばさんは「えび」を英語でいえないよう。くもったまどに絵で書いてみたり、揚げる前の冷凍エビを持ってきたりと試行錯誤。最後はスマートフォンでえびの写真を出して説明していました。
ここには、言葉ができなくても、おもてなしというか「ちゃんと接客するぞ」「歓迎して、楽しんでもらうぞ」という意気込みが感じられました。
言葉が話せるのにもてなせてない例
一方、これは旅行者から聞いた話です。
都内のデパートで、決して安くない買い物をしたシンガポール人の家族。
「あそこのデパート、扱っているものは素敵なものだらけだけど、接客はちょっと...」
「なんだか大事にされている気がしなかったね」
よくよく話を聞くと、たしかにスタッフは流ちょうな英語と中国語を操っていたけれど、なんとあまり目を合わせなかったようです。そのわりに(おそらく免税手続きの)待ち時間が長く、説明も少なかったそうです。
「日本人はシャイだから...」とフォローしても、こればかりは納得できない様子でした...。
★飲食店・商業施設での、「インバウンド対応に適したスタッフチェック」&チーム編成のお手伝いや、インスタグラムやトリップアドバイザーなどSNSを使った外国人観光客集客支援を行っています。お気軽にお問合せください★
「竈(かまど)」が旭屋出版のムック本「ヒットラーメンをつくろう!」掲載されました
【黒部立山/河口湖/弥山】インスタで見る、外国人観光客の日本観光の楽しみ方2016(22位~24位)
ちょっと間があいてしまいましたが、「インスタグラムからチェックする、日本観光中の外国人観光客が見る日本シリーズ」第9弾!
今回は、トリップアドバイザーのスポットランキング2015で22位の黒部立山アルペンルート、23位の河口湖、24位の弥山(広島県)を見ていきます。
22位 黒部立山アルペンルート
黒部立山アルペンルート関連のタグは複数ありました。また、#alpineroute(約3500)はヨーロッパアルペンルートを指している写真もあり、アルペンルートについて言及するタグがどれなのか、判別がむつかしかったです。
参考になりそうなタグとしては、
#tateyamakurobe (約1000件)、#tateyama(約3万件)です。
真っ白な氷の壁や雪景色に感動するインドネシア人の投稿がかなり目立ちます。
しかし!黒部立山アルペンルートの魅力は雪景色だけじゃありません。
夏でも景色がきれい。その風景をおさめる写真も多いです。
23位 河口湖
富士山をいい感じに見渡せる河口湖。
#kawaguchiko は約6万もの投稿がありました。
いわずもがな、富士山を写した写真が多いです。
どのように外国人が富士山を見ているのか、
どのポイントに惹かれているのか、彼らの写真から判断できそうです。
「外国の人は、このアングルの富士山が素敵と思うんだ~」と
ツーリング、サイクリング需要あるそうです。
もっと見たい方はコチラ→
#kawaguchiko • Instagram photos and videos
24位 弥山(広島県廿日市市)
「人と神々が生きる島」のキャッチフレーズ、弥山。宮島の中央にある、標高約600mの島です。登山ルートは3つあり、そのほかロープウェーもあります。
#mtmisenには約2000の投稿がありました。
広島の平和公園・宮島(厳島神社など)とセットで観光するのが鉄板のようです。
写真は、「登山ウェーイ」というような雰囲気。たのしそう、うらやましい...
もっと見たい方はコチラ→
#mtmisen • Instagram photos and videos
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【大本山大聖院(広島)、兼六園、美ら海水族館】インスタで見る、外国人観光客の日本観光の楽しみ方2016(19位~21位)
インスタグラムからチェックする、日本観光中の外国人観光客が見る日本シリーズ、第7弾!
今回は、トリップアドバイザーのスポットランキング2015で19位の大本山 大聖院(広島)、20位の兼六園、21位の美ら海水族館を見ていきます。
19位 大本山 大聖院(広島県廿日市)
#daishoin には約800の投稿がありました。
宮島からいける、お地蔵さんがたくさんあるところとして有名。英語圏+スペイン、フランスの方にも人気というスポットです。
アンパンマン地蔵のような個性的なお地蔵さんや、お地蔵さんに混じって写った写真も話題が投稿されてました。
20位 兼六園
#kenrokuen は約1万2000件。
新宿御苑同様、日本庭園の美しさを切りったものが多め。
金箔アイス、中華圏の方に大人気。アジア圏は金色を縁起のいい色とみているので、話題になりやすそう。
これにはおどろきました。金箔ソフトのお店情報→
21位 美ら海水族館
#churaumi は約1万1000件。台湾の方にも人気で、#美麗海水族館 には850ほどありました。
(沖縄は、地理的要因からも、台湾、中国、韓国からくる方がかなり多いです)
ただただ美しい生き物の写真が上がってます。美ら海水族館の魅力、最大発揮。
はあ、行きたい...。写真を見ているだけでも幸せな気持ちになってきます。
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