【金閣寺/奈良公園/アキバフクロウ】インスタで見る、外国人観光客の日本観光の楽しみ方2016(7位~9位)
外国人観光客のインスタグラムのタグ投稿からチェックする、外国人観光客が見る日本の観光地シリーズ、第3弾!
第1.2弾はこちら→
インスタで見る、外国人観光客の日本観光の楽しみ方2016(1位~3位) - 訪日インバウンド対応総合研究所ブログ
インスタで見る、外国人観光客の日本観光の楽しみ方2016(4位~6位) - 訪日インバウンド対応総合研究所ブログ
今回は、トリップアドバイザーのスポットランキング2015で
7位の奈良公園、8位の金閣寺、9位のアキバフクロウをチェックします。
7位 奈良公園
# narappark は約4万件! #naraparkjapan でも700件以上の投稿がありました。
鹿の楽園、奈良公園。宮島や東大寺同様、ここでも鹿に囲まれて楽しそうな外国人観光客の写真がいっぱい。考えてみれば、これだけの鹿が放し飼いされ、人間社会と共存しているというのは異様な風景かも。
鹿と五重塔とのスリーショット、いいなあ。
続きを読む【東大寺/サムライ剣舞/新宿御苑】インスタで見る、外国人観光客の日本観光の楽しみ方2016(4位~6位)
【伏見稲荷/宮島/原爆ドーム】インスタで見る、外国人観光客の日本観光の楽しみ方2016(1位~3位)
今月・2016年7月は【訪日インバウンドとSNS】をテーマに、ちょっとご紹介します。
堀田の調査・実体験をもとにした分析では、東南アジア・欧米の若い世代は、SNSが大好きです。日本の若者とあんまり変わりません。国にもよりますが、おおよそどこの国でも、「素晴らしい体験・変わった体験をしたら、SNSで共有したい」という傾向があると思います。
それは、日本に来る外国人観光客も同じ。とくに、海外旅行ができる可処分所得がある20~30代はその傾向があります。旅行先でも、あるいは旅行から帰ったら、SNSで旅の思い出を発信します。
そのSNSの発信が、一種の広告塔のような役割を担っています。外国人観光客を相手に商売をする人は、そのSNSの拡散力を利用したいところ。堀田も、飲食店にアドバイスをするとき「味もなんですけど、SNS映えのするメニューがあると勝手に拡散していきますよ!」と話しています。
話は変わりまして、トリップアドバイザーが先月、外国人口コミ情報をもとに、日本の観光スポット2016年版を発表しました。
さきほどのSNSの話をあわせまして、
「この外国人が注目する観光スポットは、どのようにインスタで表現されているのか?」
「外国人観光客は、日本の観光スポットをどのように見て、どのように編集・表現して友達にシェアしているのか?」
という点に着目して、おしゃれ写真共有SNS, Instagramをのぞいてみました。
1位 伏見稲荷大社
#fushimiinari には、8万件以上の写真が投稿されていました。
目が覚めるような朱色の門がずっと続いていく光景に、芸術性、神秘性を感じる外国人観光客が後を絶たないよう。アーティスティックな写真が続きます。
続きを読むハラール、ベジタリアンが口コミを集める理由/TripAdvisorのランキングから
インバウンド集客で不可欠なSNS「トリップアドバイザー」が、外国人に人気のレストランランキングを発表しました!ここのランキング上位に入ったお店には、ひっきりなしに外国人観光客がきていることでしょう。
ランキングを見ると、ベジタリアン向けのビーガン料理、イスラム教徒向けのハラール料理のお店がならびます。
ただ、これを見て、「ビーガン、ハラールがもうかる!」と思うのは早計ですよ。
第一に、「お客様によろこんでもらえる味であること」。ここが最初にきます。
「お客様に喜んでもらえた味・メニューが、たまたまビーガンやハラールだった」とみればいいです。
なぜランキング上位になるのか?
では、なぜ、ランキング上位になるのか。それは、口コミが集まりやすいからです。
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